第2回たびするシューレ in 大分県 佐伯市

大分県佐伯市の市長 田中利明さんをお招きしての第2回たびするシューレ。
場所は、大分県佐伯市のcofee5さんにて開催されました。

▲素敵な空間であるcoffee5さん会場は佐伯市の方々を中心に超満員。熱気に包まれていました。


まずは、大分県佐伯市の紹介。
大分県佐伯市は、大分の南部に位置する大きな市で、九州で面積が最大の街です。
佐伯藩の城下町として栄えた江戸時代から「佐伯の殿様、浦でもつ」と言われており、豊富な海の幸と山の幸に恵まれ、「世界一、佐伯寿司」をキャッチフレーズとして、観光客の誘致にも力を入れているところです。
あまべたべる通信では、そんな海の幸を読み物と一緒に味わえる地域通信もあります。





▲丁寧にデッサンされた表紙の絵も目を引くタブロイド版になっているさいきあまべ食べる通信。


▲ぜひ興味のある方は申しこんでみては。

そして、佐伯市船頭町を中心とした空き家空き店舗活用のまちづくりの動きも盛り上がっている町です。
船頭マチイチ

そんな街の市長が日本一文化的な取り組みをしていくというとても興味深いゲストとして第二回だびするシューレは始まりました。
第一部は、大分県立美術館OPAM館長 新見隆さんによるレクチャー。
「美術館の面白さ 佐伯の街全体をマリンミュージアムにしよう」

世界にある様々な美術館のことを紹介していただき、広島の尾道出身である新見さんから見ても、佐伯市は海の資源を使って、面白い美術館ができるのではないかという提案でもあるレクチャー。
世界のいろんなコンセプトで住民の創造性を刺激する美術館を紹介いただきました。

新見さんのレクチャーの後は、カモシカ書店岩尾さんがインタビュワーとなり、佐伯市長田中利明さんにお話を伺いました。
「日本一文化的な市長に文化とは何かを聞く」
佐伯市長になり、日本一の文化的な都市にしていきたいという熱意、気迫、そして、人間の根源的な存在についての話へとより本質的なトークに。
田中市長のきさくではっきりとした言葉でわかりやすく市長の描く文化的都市への思いが伝わったお話でした。



佐伯市長の話を横に、新見さんが市長の話をコンセプトマップのような絵にまとめられました。
まさに佐伯を文化的な都市にしていくための羅針盤のような絵が。


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