たびするシューレ 第4回 in 臼杵
たびするシューレ第4回は、臼杵に旅して、「臼杵で世界に繋がろう!」というタイトルで、臼杵石仏の近くにある臼杵焼を主宰しているgallery sarayamaの宇佐美さんご夫妻の自宅兼ギャラリースペースにて行いました。
料理は、料理研究家でもある宇佐美さんの奥様によるもの。季節の地元に野菜を使った素晴らしい料理を楽しめる会ともなりました。
まずは、大分県立美術館の新見館長による臼杵とオランダにちなんだレクチャーがあり、その後、オランダ大使館 Bas Valckx(バス ヴァルクス)さんを迎えてオランダ文化とローカルが繋がることをテーマに、UKIHA BEE代表 馬場 亮子さん、bunbo株式会社 江副 直樹さん、竹田アートカルチャー 西田 稔彦さんによるトークが行われました。
洗練されたギャラリースペース。大分津久見の建築家 高瀬さんによるリノベーション建築。
ウェルカムドリンクに始まり、和やかな空間で始まりました。写真は、うきは市から駆け付けてくれた馬場亮子さん。
素晴らしい料理の数々。器は、宇佐美さんのご主人が主宰する臼杵焼によるもの。料理と器が見事に調和した料理でした。
会場の中庭スペースもとても気持ちいい季節。会場は満員で外からも聞いていただきました。
大分県立美術館新見隆館長によるオランダレクチャー。大分県臼杵市は、400年前に初めてオランダ人が足を踏み入れたところ。何度も失敗し、リーフデ号という船がなんとかたどり着いたそうです。そこに乗船していたのが、三浦按針や、ヤン・ヨーステンなど日本の南蛮文化のキーパーソンたちでした。そんなオランダと縁が深い臼杵市で、オランダの国、アート、精神、文化、人の話を中心にしたレクチャー。
後半は、オランダ大使館のバスさんをお迎えし、2016、2017に行われたオランダ九州プロジェクトのお話から始まり、この取り組みがきっかけになり始まったbunbo江副さんや、うきは市の馬場さん、竹田アートカルチャーの西田さんとの連携したプロジェクトについての話を中心にトークディスカッション。
会場に来ていただいた臼杵市の方々を中心に、交流会も行われ、とても盛況だった臼杵でのシューレ。この繋がりがまた新たな動きを生み出すことに繋がればと思います。
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